中学生の頃、両親が思い付きで飼い始めたことがきっかけです。現在飼っている犬は初代の飼い犬が亡くなって約二年後から新たに飼い始めた犬になります。
生活が変わったと言えるかは疑問ですが、犬を飼い始めたことで、父親が以前に比べてよく話すようになりました。犬に話し掛けるようになったことで変わったのだと思います。
とにかく自分からご飯を食べない
現在の飼い犬は、とにかく自分からご飯を食べない子でした。
食べないまま放っておくと、三日四日食べないなんてこともザラにあるような具合で、「おいおい大丈夫かよ。」と思っていました。
原因としては、とにかく臆病で繊細な性格が挙げられると感じました。
活発な犬でしたら甘噛みをしてみたり、家の中を走り回ったりすると思います。
しかし現在の飼い犬にはそういったところが一切なく、いつもじっとしていて、知らない人間が来ると部屋の隅っこに行って震えているような、そんな子でした。
前回と同じ犬種を飼ったにも関わらず、性格的には真逆に近いと思います。動物にも個性や性格があるということをしみじみ感じますね。
ご飯を食べてくれないと困るので、色々な種類のドッグフードを買ってきて試してみました。
しかし、種類に関わらず口を開こうとはしません。「お前ホントに犬か？」と毎日言っていたように記憶しています。
とりあえず強引に食べさせました
とにかく無理矢理にでも食べさせないといけないと感じ、ドッグフードを一粒ずつ無理やり口に押し込むことにしました。
口の中に入れてしまえば吐き出すことはなかったので、とりあえず強引に食べさせましたね。
しかし、その作業は時間もかかりますし、とにかく面倒でした。
「おいおい早く食ってくれよ。」とボヤきながら食べさせていましたね。毎日。
そんな具合で２歳頃まで過ごしましたが、その頃くらいから精神的に大人になったようで、自分からご飯を食べるようになりました。
今では普通にカリカリカリカリと食べています。
ただ、今でも変に神経質なところは多少残っています。
例えば、家族の全員が帰宅したことを確認してからでないとご飯を食べません。
というよりは、家族が食事を終えてからでないと自分の食事を始めようとはしない、というほうが正しいかもしれません。
家族が食事をしているときは、テーブルの下でじっとしています。食事が終わるまで黙って待っているような感じです。
全員の食事が終わると、自分のご飯を食べ始めます。「ホント変な犬だな。」と思います。
犬のご飯に関する悩みや問題を抱えているという方に対してアドバイスをするとすれば、人間と同じようにしっかりと躾をしてあげることが大事であると思います。
「食べなさい。」と言いながら、多少強引にでも食べさせます。すると、案外簡単に従うもんです。
人間関係にしてもそうですが、対動物でも我慢と根気があればなんとかなります。
上手く家族として接してあげてみてください。
