最初は二人目の妊娠を希望していましたが、なかなかその願いは叶いませんでした。息子が小学生になる少し前、主人と将来の家族設計について話し合いました。二人目を望んでいた一番大きな理由は、息子が一人っ子で淋しくないようにすることでしたので、不妊治療をしてまで二人目を望んでいないことをお互い認識し合いました。息子が小学校に入る際に私も仕事を辞めることを決めていたので、弟や妹の代わりに遊び相手になる大型犬を飼おうということになりました。
犬が我が家に来てから一番変わったことは、生活リズムが一定になったということです。我が家の場合は特に大型犬なので、散歩は欠かせません。通常は朝と夕方に１回ずつ、最低でも１日１回は散歩に出かけます。お正月やお盆でしょうが、人間が体調不良でしょうが、犬には全く関係のないことですし、それが犬と生活することだと考えています。それと引き換えに、犬のいる生活は本当に癒されます。一生動物園に行かなくても良いほど、モフモフの毛皮が好きなだけ触り放題です。犬のいない生活は考えられなくなりました
トイレトレーニングが全くできていない
ブリーダーさんから購入した犬なので、トイレトレーニングが全くできていませんでした。というのも、ブリーダーさん宅では外のケージ飼いなので、トイレシートは使っておらず、粗相してもホースの水でジャブジャブ洗い流すだけだったからです。しつけの本を見ながら、何とかトイレトレーニングに成功したのですが、６か月頃に失敗が続くようになりました。我が家の犬種は暑さが苦手な犬なので、夏場に自分の体を冷やそうとして大量に水分摂取を行っていたため、おしっこが近くなってトイレに間に合わなかったのが原因なのですが、当時はそんなことを考える余裕がありませんでした。『６か月は飼い主に対する反抗期で、しっかり上下関係を理解させて』という本の一部を自己解釈して、自分を馬鹿にした態度を取っているに違いないと思い、トイレの失敗を思いっきり怒ってしまいました。すると、オシッコをするのは悪いことだと勘違いしたうちの犬は、人間がいない時に隠れてオシッコをするようになってしまったのです。人間がいる時には、我慢に我慢を重ねて、最終的に自分のお気に入りの場所（ケージ内やよく昼寝をする場所）で漏らすようにオシッコをするようになってしまいました。
どんなワンちゃんでも１週間以内にトイレを覚えてくれる
まずはオシッコを漏らしても嫌な顔をしたり、文句を言ったりせずに、サッと片付けるようにしました。そのようにしていると、人間の前でもオシッコをするようになってくれました。次に最初にトイレトレーニングをした時と同じように、トレーの周りをサークルで囲み、床を嗅いでオシッコをしそうになったら、エサでトレーまで誘導するようにしたのですが、月齢があがってオシッコを我慢できる時間が長くなったせいか、なかなかオシッコのタイミングを見計らうことができませんでした。しばらくはそのままの状態で過ごしていたのですが、ドッグトレーナーさんから聞いた方法で無事に解決することができました。その方法ですが、まずトイレを覚えるまでは散歩の時以外はケージから出さず、室内フリーにしないようにします。次にオシッコをしそうなタイミングでトイレトレーまで犬を連れて行き、「ワンツー」とか掛け声をかけながらオシッコをさせます。しない場合はまたケージに戻し、上手にオシッコができたらオヤツをあげて褒めるという方法です。我が家の犬は閉じ込めていたのは１日だけで、２日目には完璧に覚えてくれました。ドッグトレーナーさんの話では、どんなワンちゃんでも１週間以内にトイレを覚えてくれるんだそうです。我が家が少し心配したのは、いつも室内フリーなのに閉じ込めると、ストレスで吠えたり暴れたりしないかということでしたが、心配するほど騒いだりすることもありませんでした。トイレトレーニングは本当につらいですよね。少しの間ワンちゃん我慢してもらうだけで、飼い主もワンちゃんも一生幸せに過ごすことができます。諦めずに頑張ってみてくださいね。
