一戸建ての家に両親と住んでいる状況なのですが、前々から母は犬を飼いたがっていました。
しかし同居していた祖母が動物が苦手という事なので家でペットを飼おうという雰囲気ではありませんでした。
数か月前に祖母が他界して家には私と両親のみという家族構成になりました。
そんな時に知り合いが生まれた子犬をタダで譲ってくれるという話があって犬をもらいました。
知らない人が近づくととて吠えて噛みついてしまう
普段から一緒にいる家族には普通にはよくなつくのですが、知らない人が近づくととても警戒して、それでも近づくと噛みついてしまう癖がありました。
それと近所の別の犬が近づくと吠えるという癖もありました。
獣医さんが言うには、犬にも人間と同様で正確に個人差があり、うちの犬はとても臆病な性格なのだと言っていました。
そのため警戒心が強く、知らない人が近づくと必要以上に緊張し、敵意を持ってしまうのだそうです。
近所の知り合いを噛んでしまい軽いけがを負わせてしまった事もあり、何とかならないものかと悩みました。
噛み癖がある犬のほとんどは気が弱い犬
まず大前提としてウチの犬はさほど厳しいしつけは行ってなく、奔放に育ってしまったという点は大きいと思います。
では噛み癖を治すには厳しくしつける必要があるのだろうか?厳しいしつけの一環として少しくらい叩くのも必要なのか?
このような事を獣医さんに相談してみたら、噛み癖のある犬を叩いてしつけるのは逆効果になる場合が非常に多いそうです。
噛み癖がある犬のほとんどは気が弱い犬なのだそうです。
そのため噛み癖に対して厳しく叱ったり叩いたりすると余計に人間に対して敵意を持つようになり、噛み癖は悪化する可能性が高いそうです。
獣医さんのアドバイスによると、噛み癖のある犬に対しては愛情をもってしつけるほうが効果的だそうです。その辺りに人間の子供へのしつけと同じような感覚で良いそうです。
まず噛みついてきたら大げさに痛がってみせて、相手は噛まれる事を嫌がっているという事を覚えさせることが大切なのです。
そして上記で、しつけで叩くのは良くないと言いましたが、何か悪い事をした時はお尻のあたりを軽く蹴るのはある程度有効だそうです。
ただし蹴る目的は痛めつけるのではなくびっくりさせる事なので、力加減には充分注意が必要です。
こうする事によって犬は悪いことをすると蹴られるという学習をするわけです。こういったプロセスの中である程度の善悪の判断は出来るようになるそうです。
もし飼い犬が小型犬であれば蹴る必要はありません。すぐに抱き上げて拘束し、叱りつけるだけでも充分効果があります。
飼い犬の体格によってしつけの方法は判断しましょう。
以上ようなしつけを繰り返す事によってウチの犬はかなり噛み癖は緩和したような気がします。
以前と比べて落ち着きのある感じになったような気もします。
とにかく犬の悩み事は獣医さんに相談するのが一番だと思います。