昔から動物が大好きで、両親に何か動物が飼いたいと何度も頼んでいました。しかしきっとすぐに飽きる、最後まで面倒を見ないなどの理由から飼う事を認められず、社会人になって自分の力で生活出来るようになったら絶対に飼ってやると心に決めていました。そして一人暮らしをきっかけにペットショップでミニチュアダックスフンドを購入。やはり犬のいる生活はにぎやかですごく楽しいです。彼は私の生活になくてはならないパートナーになりました。しかし楽しい反面大変な事もたくさんあり、問題解決するまで眠れない日がつづいたり、頭を抱えることもありました。それでも、責任もって育てる為に色々な情報を調べ、問題解決に取り組み現在にいたります。
私がいないと夜泣き、餌を食べない
飼い始めの頃、分離不安がひどく仕事をしていた私はものすごく大変でした。まず私がいないと餌を食べず、体重が減ってしまうのです。そして夜泣き。姿が見えないとひたすらケージの中でクンクンと鳴き、ひどい日には遠吠え。
そしてお留守番は彼にとっても私にとってもまさに地獄でした。
ケージに入れて留守番させていたのですが、私が仕事に出ようとした瞬間から暴れて鳴きわめき、帰ってきたらケージの中は餌と水が散らかりぐちゃぐちゃ。おまけに排泄物を踏みつけ身体中排泄物だらけ。仕事から帰った後はケージの掃除とお風呂が日課になっていました。正直私自身もとてもしんどく、飼ったのは間違いだったのか?仕事をしているのに犬を飼うなんて自分勝手すぎたのではないかと悩みました。
犬のために一部屋解放してテレビを付けて留守番
いつまでも治らないので、まず留守番のスタイルを変えてみる事にしました。思いきってケージをあけ犬のために一部屋解放しました。
最初は部屋中ちらかしめちゃくちゃにされて、失敗した!と思ったのですが、ラジオやテレビの音が犬を安心させると聞きテレビを付けて留守番させてみました。すると効果バツグン。今まで散らかっていた部屋は綺麗なまま、そしてトイレもちゃんとしていたのです。
しかし餌に関してはやはり食べてくれず、フードの上に手作りのご飯をかけて食欲をあおり、何とか食べさせていました。しかしやはり食は細いまま。あまりよくないのですが、時間を決めて餌をあげるのを辞めて、食べたい時に食べられるスタイルにしました。ずっと餌を置きっ放しです。この方がうちの犬にあっていたのか、よく餌を食べるようになりました。
夜鳴きについては、私が寝ている寝室が見える位置にケージを移動しました。すると最初はあまり変わらなかったのですが、次第に怖くない、一人じゃないと分かったのか夜泣きは減って行きました。
飼育書通りにやるのがベストなのでしょうが、犬も生き物なので感情や性格があります。思い通りにはいきません。
飼育書にこう書いてあるから、絶対にこうしなきゃ!ととらわれると犬を飼う事が苦痛になってしまう場合があります。人間側の都合ばかり押し付けず、その子に合ったやり方をみつけてあげるのがいいと思います。