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犬の去勢手術~睾丸が体内で腫瘍化する心配

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シーズーとコーギーを一匹づつ飼っていました。コーギーは12歳と半年ちょうど、シーズーは今年の9月27日に16歳と半年2日で亡くなりましたので、その思い出です。16年前、引越しに合わせて前々から子どもたちにせがまれていた犬を飼うことにしました。ブリーダーのところに行くと、ちょうど生まれて間もない子犬がたくさんいました。初めは、飼うのは一匹と話し合っていましたが、どれもとても可愛いいので一匹に決められなくて、結局ちょっとやんちゃそうなシーズーとウインナーソーセージのようなウエルシュ・コーギー・ペンブローグの両方をいただくことにしました。一ヶ月後の引き取りということで、その間におうち犬にするためのゲージやマットなどを揃えて引き取りの準備をしました。

犬の悩み事

まず初日から困ったのは、夜です。寝る前にゲージに入れましたが、疲れていたのか2匹ともおとなしくゲージの中のマットに二匹寄り添って寝てしまったので、私たちは安心して二階の寝室に行きました。夜中に下で鳴き声がするので、皆で見に行くと階段のところで二匹いっしょに二階を見上げながらワンワン鳴いていました。あんまり可愛いので二匹とも抱いて二階に上がり、一緒に寝ることにしました。それからはずっと二階で私たちと一緒に寝るようになってしまいました。シーズーの方はとても丈夫で気が強くて、コーギーよりもほんの数日ですがお兄ちゃんだったせいでしょうか、初めは同じくらいの大きさだったコーギーが自分の二倍ほどの大きさになっても何かにつけて威張っていました。コーギーもシーズーに怒られてもいつも逆らうことなく、喉や首筋あたりを黙って咬まれていました。

去勢手術

悩み事と言えば、持病とコーギーの抜け毛です。コーギーちゃんはうちに来て一年くらいのときに去勢手術をしました。というのも、定期健診で睾丸の一つが下がっていないことが分かり、そのままにしておくと下がっていない方の睾丸が体内で腫瘍化するということで手術したものです。

手術後に手術痕を舐めたりしないように首に逆円錐形のカラーをつけた写真を見ると、今でも思わず吹き出してしまいます。また、このコーギーは心臓に疾患があったようで、大きくなってから時々発作というか全身を硬直させる痙攣を起こしました。病院でいただいた薬を飲ませると発作の間隔が長くはなりましたが、死ぬ少し前はそれまでは無かった日に数度発作を起こすようになり、最後は病院に行く途中に娘の腕に抱かれたまま息をひきとりました。シーズーちゃんの方は、乳歯が抜けずに歯が二段になってしまい、間に歯垢が溜まって口が開きにくくなったときに、お医者で歯を抜いてもらいました。この9月に亡くなる半年ほど前から白内障で目がほとんど見えなくなりましたが、最後まで散歩に行くとちゃんとおしっこをしていました。最後はほとんど食べなくなり、夜中に妻の腕の中で息をひきとりました。二匹ともとてもよい子でした。今もフォトフレームの中で元気に子どもたちと一緒に遊んでくれています。

抜け毛が酷い

抜け毛については、短毛ですが一年中抜け毛がすごくて、毎日何回も何回も掃除機をかけて、それだけでは不十分なので粘着テープを使って特に絨毯の上などを掃除していました。部屋以上に困ったのは衣服に毛がつくことでした。うっかり学校の制服のまま娘がコーギーを抱っこしたときなどは、大慌て大騒ぎで粘着テープでペタペタと毛を貼り取ったものです。病気については、人間と同じで定期健診をしっかり受けて健康管理をちゃんとする、ということでしょうか。幸い、家の近くによいペットクリニックがありましたので、生まれてから死ぬまでずっと診てもらうことができました。

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