もともと親族が飼っていた犬でした。でもその親族が亡くなり、引き取り手がいなかったことで、保健所に連れられそうになったため、私たち家族で飼うことになりました。
犬は昔から好きでしたが、子犬ではなく、成犬になってからの飼育は難しいものでした。でも、今では癒しになっています。
犬がいつも痒そうにしている
獣医さんいわく、私たちが引き取った犬は、本来は外で飼うべき犬のようです。でも、親族が室内で飼っていたので、私たちもそのまま、室内で飼うことにしました。
本当は、外で飼うと、毛がごわごわになって、体毛が亀の甲羅のように硬くなるそうです。でもそれによって、皮膚を守るタイプの犬だ、とおっしゃっていました。
だから、外で飼うべきものを室内で飼うことで、皮膚が弱くなるのか、乾燥するのか、最初のころ、いつもかゆそうにしていました。ちょっとアレルギー症状が出ていたり、皮膚病になっていたのかもしれません。
また、無駄吠えが多く、犬の鳴き声がしたり、車のライトが光ったりすると、すぐに吠えていました。
それもあって外で飼うのは諦めたのですが、室内とはいえ、近所迷惑にならないかどうかが心配でした。
連れてきた最初のころは、見知らぬ家ということもあったんだと思いますが、私たち家族の後ろをずっとついてきて、寝るのも邪魔したり、排便なども粗相ばかりしていました。
獣医さんに教えてもらったドッグフード
まず、皮膚の方ですが、それは獣医さんに教えてもらったドッグフードを与えました。アレルギーに対応するドッグフードのようです。
それを与えたら、だいぶよくなりました。今も続けています。また、お風呂に入れて体を洗ってやったこともよかったのかもしれません。
次に無駄吠えですが、こちらは、日が経つにつれ、徐々になくなっていきました。もしかしたら、寂しかったり不安だったのかもしれません。
一緒にいてやると、むだに吠えることはなかったので、出来るだけ一緒にいて、もうどこにも行かなくて大丈夫だよ、と安心ができるようにしていました。
寝るのを邪魔したり、排便の方も、割合に聞き分けがよく、何度か叱っているうちに理解し、きちんとできるようになりました。